2024年・2025年に開催された、
「中部経済産業局主催 中小企業×デジタル人材マッチングイベント」が、
沢山の反響をいただき2026年も開催されます！

デジタルスキル・DX推進スキルを活かして中小企業の課題解決に一緒に取り組みたいとお考えの方にぜひご参加ください。

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【プロジェクトタイトル】

▼企業名▼
アサヒ工業株式会社

▼企業からのメッセージ▼
当社は創業80年以上にわたり、板金加工から配線組み立てまでを一貫して手がけ、知識・技術・経験を積み重ねてきました。お客様のご要望に全力で応え続けることで、上場企業をはじめ多くのお客様から信頼をいただいています。私たちは100年企業を目指し、時代やニーズの変化に柔軟に対応しながら、成長・発展を続けていきたいと考えています。

事業拡大に伴い、春日井市に工場を新設し、DXやIoT、BCPを踏まえた新しい設備の導入も進めています。一方で、製造現場を支える仕組みにはレガシーな部分も残っており、今後の事業継続や技術継承の観点からも、業務・システムの整備を進める必要性を強く感じています。

今回のプロジェクトでは、現行システムでできていることを新しい仕組みに無理なく移管しつつ、今後長く使い続けられることに加えて、必要に応じて新たな機能を取り入れながら、より効率化を進められる形になっているかも含めて整理・検討したいと考えています。現場の状況を踏まえながら全体を整理し、より良い進め方を提案・伴走してくださる方との出会いを期待しています。

▼事業課題▼
当社では、基幹業務（生産計画／工程管理／品質管理／在庫管理／図面管理 など）を、Excelマクロ等によるレガシーシステムで支えています。一方で、長年の運用で仕組みが煩雑化し、全体像を紐解いて改善・移管を進められる状態にできるかが大きな課題です。現行はExcel95／Access2003相当の仕組みが残っており、実質的な保守が難しい状態であるため、停止時の業務継続リスクが高い状況です。また、マクロと連携しているCADソフトの権限が4年後に切れる見込みであり、期限を見据えて「現行でできていること」を新しい仕組みに落とし込みつつ、将来的に長く使えるだけでなく、必要に応じて改善・拡張できる形へ整備していく必要があります。

具体的には、以下の観点で課題を整理しています。
事業継続の観点：基幹業務が特定の仕組みに依存しており、停止や属人化が事業リスクになっている
業務プロセスの観点：これまで自動でできていた業務が手作業に置き換わる可能性があり、コスト増や納期遅延、品質面の負荷増大といったリスクにつながる
全体像の可視化と移管推進の観点：レガシー環境が複雑で全体を整理しにくく、移管・最適化の設計と推進に外部の知見が必要

（参考）現状のシステム環境／使用ソフト
CAD関連：CADMAC：レボリューション／CADMAC：NEX／シートワークス／インベンター
旧基幹システム：VirtualBox上にWindows XP環境を構築し、その上でExcel95／Access2003を使用
新基幹システム：TED
※上記は現時点の情報であり、実際の連携範囲や利用状況はプロジェクト開始後に整理します。

▼企業が目指す姿▼
"当社が目指す「レガシーシステムからの脱却」とは、現在の基幹業務を支えている仕組みが、特定の人や古い環境に依存せず、“止まらず・直せて・引き継げる”状態になっていることです。その結果として、現場の負担を減らし、人にしかできない判断・改善・創意工夫に時間を振り向けられる会社にしていきたいと考えています。

具体的には、次の状態を実現したいと考えています。
・全体像が見えている（紐解けている）状態
　移行対象となる業務・データ・機能が整理され、現行で何がどこで行われているか、移行先システムで何をどう実現するかが見える状態。あわせて、将来的な課題改善に向けた機能追加・拡張も見据えられる状態。
・“触れない”状態を解消し、保守・改善できる状態
　Excel95／Access2003相当の古い環境に依存せず、システム担当が運用・保守・改善できる。万一トラブルが起きても、復旧や代替手段が整理されており、業務が止まらない。
・期限リスク（CAD権限切れ）を解消できている状態
　マクロで紐づいているCADソフトの権限が4年後に切れるリスクに対して、代替手段や移行方針が整理され、期限までに切替・移管が完了しており、運用できている状態。
・移行先（新基幹／新システム）を最大限活かし、業務効率化と属人化脱却につながっている状態
　移行先の機能を最大限活かしながら、あらゆるムダが減り、大幅な業務効率化と属人化からの脱却が進んでいる。

これらの状態を通じて、当社としては、基幹業務を支える仕組みを「止まらず・直せて・引き継げる」形に整え、事業継続と技術継承の土台を強化したいと考えています。
また、現場の負担を減らしつつ無理なく継続できる体制を構築することで、人にしかできない判断・改善・創意工夫に時間を振り向けられる状態を実現し、社員一人ひとりの成長と挑戦を後押ししながら、当社の付加価値を高めていきたいと考えています。"

▼期待する成果▼
今回のプロジェクトでは、現行のレガシーシステムでできていることを（導入・移行を進めている）新システムへ落とし込みつつ、新システムを今後長く使い続けられる形に整備し、必要に応じて機能拡張・さらなる効率化につなげることを目指します。特に、経営層が都度細かな調整に入らなくても、「判断するだけで前に進められる状態」をつくることを重視しています。推進にあたっては、社内の情報システム担当者と二人三脚で進めていただく想定です。

【前提】進め方として重視すること（必須のスタンス）
・情報システム担当者と連携しながら、ベンダー対応や論点整理、打合せ運営（議事録・課題管理・ToDo整理・次アクション設定）を主導し、経営層の関与を「最終判断」に寄せられる状態をつくる
・ベンダー待ちで止めず、必要に応じて代案・整理案を提示しながら、合意形成を前に進める

【必須】今回のプロジェクトでお願いしたい成果
・ベンダーと協働した「移行に必要な情報」の精査と整理（判断材料の土台づくり）
　現行のシステム／周辺ツールで行っている業務・データ・帳票等を棚卸しし、移行に必要な情報を整理する。ベンダーへ依頼すべき事項・前提条件・確認事項を明確化し、やり取りが進む状態にする。
・ベンダー提案を“待たずに”進めるための、論点整理と代案提示
　ベンダーからの提示内容を鵜呑みにせず、論点（機能／運用／保守／コスト等）を整理し、判断材料（比較案・懸念点・対応案）を提示しながら、合意形成を前に進める。
・費用・期間・マイルストーンを含む移行計画の作成
　移行スパン（目安：2年程度）を前提に、優先順位と段階移行のロードマップを作成する。あわせて、費用・体制・スケジュール（マイルストーン）を整理し、経営層が「判断・決裁できる」状態の提案資料にまとめる。

※「新しいソフトを入れること」が目的ではなく、決まっている（または検討中の）移行先をどう活かして業務に落とし込むかを重視します。

▼求めるスキル（スペック）・タイプ▼
■人材タイプ「提案型伴走支援」
上記【必須】の成果（移行に必要な情報の精査・整理／論点整理と代案提示／費用・期間・マイルストーンを含む移行計画の作成）に関する提案と伴走を求めています。課題を整理し、具体的な選択肢（案）と判断材料を提示することで、経営層が「判断するだけで前に進められる状態」をつくることを重視しています。推進にあたっては、社内の情報システム担当者と連携しながら全体をコーディネートできる方を歓迎します。

【副業・兼業に求める具体的なスキル・スタンス】
・現場の話を聞いて物事を進める能力（現場ヒアリングを踏まえ、実態に合う形で整理・提案・推進できる方）
・既存システムと業務の全体像を整理し、業務フロー・システム構成・データの流れに加えて、移行に必要な情報を棚卸しできる力
・優先順位付けと移行計画の策定（期限・影響度を踏まえた段階移行計画の作成）に加え、費用・期間・マイルストーンまで含めて意思決定に必要な形にまとめられる力

【あれば望ましいスキル・経験】
・ものづくりに対する知識（製造現場の制約・勘所を理解しながら進められる方）
・データ連携・移行の設計経験
・CAD連携や図面管理に関わる業務・システムの知見

▼成果・進捗確認方法▼
コミュニケーション方法：原則オンライン（※初回は対面、以降は必要に応じて対面）
定例ミーティング頻度：開始当初は月2回 → 課題整理が進み、やることが明確になってきた段階で月1回を想定
ベンダー（業者）との打合せ：当社とベンダー間で定期的に実施（目安：月2回のうち1回）。必要に応じて、同席いただき、論点整理や確認事項の整理、次アクションの合意に繋げます。
進捗の確認方法：定例にて、課題一覧（ToDo）・論点・次アクション・マイルストーンを確認し、合意事項は議事録で共有
※上記は現時点での想定です。進め方や頻度については、ご提案も踏まえて相談のうえ調整します。

▼現地対応場所▼
【本社】〒457-0016 愛知県名古屋市南区汐田町8-34

▼待遇（報酬・委託料）▼
報酬：月額 5万円〜10万円程度（業務委託を想定）
※金額は、ご経験・スキル・ご提案内容に応じて相談のうえ決定します。※稼働時間は、進め方や担当範囲により調整可能です。
契約期間：まずは3〜6ヶ月（ご提案内容に応じて応相談）※その後は、状況を踏まえて半年〜1年単位で更新を想定します。
交通費：現地訪問が発生する場合は、都度実費精算（会社負担）

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▼マッチングイベントの特徴▼

(1) 参加費無料！
　今回開催するマッチングイベントは、参加費用が一切かかりません！
　一般的なマッチングサービスのように、
　「月額のお金を払っただけで、終わってしまった…」ということはありません。
　どうぞご安心ください！

(2) DX化したい企業だけが参加！
　「DXを推進したい」という明確なニーズを持つ企業のみが参加します。
　「デジタルスキルを活かして活躍の場を広げたい」という方にとって、
　最適なイベントです！

(3) 安心・安全のイベント！
　主催は経済産業省 中部経済産業局。
　国が主催しているため、初めての方でも安心して参加できます。

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▼イベント概要▼

◆開催日時
2026年1月17日(土) 12:30～17:45

◆開催場所
オンライン（Microsoft Teams）

◆参加企業数
11程度

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▼イベントの流れ▼

Phase.01：マッチングイベントへのご参加（1月17日実施）
　参加企業によるプロジェクトのプレゼンテーション・質疑応答を行います。

Phase.02：個別マッチング（後日実施）
　マッチングイベント終了後、希望するプロジェクトへエントリーいただき、
　企業との個別面談～契約へと進みます。

※エントリー受付・日程調整は事務局で行います。
　※応募多数の場合は、書類選考を実施する場合があります。

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▼参加お申込み方法▼
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折り返し、担当者よりメッセージを送信いたします。

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令和7年度「中部経済産業局における地域中小企業人材確保支援等調査・分析」（デジタル人材確保・育成等事業）
本事業は経済産業省中部経済産業局より 株式会社人財企画が委託を受け運営を行っております。
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